近頃人気がでているらしい「御城印・ごじょういん」て何のこと?

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全国の城が独自に発行する「御城印・ごじょういん」が人気を集めているらしい。どんなものなのか「御城印」について調べてみました。

「御城印・ごじょういん」て何のこと?

御城印は簡単にいえば、お城の御朱印バージョンである。お城巡りの楽しい楽しみ方の一つと言えるものである。登城の記念に御城印をもらうことができる。もちろん、有料となる。

半紙に城名、城主の家紋などの印を押したもので、各城により呼び方は様々であり、登閣記念印章、登城記念御朱印、城郭符、御城朱印などと呼ばれていたものを総称して「御城印」と呼ばれているものである。

松本城からスタートした「御城印」は、現在は、全国各地のお城でもらえるようになっている。
2018年以降一気にその数は増えて、現在では全国約350以上のお城で販売されているらしい。

そのほか、岐阜県の郡山八幡城や佐賀県にある唐津城では御城印の売上の一部を、熊本地震で被災した熊本城復興へ寄付する取り組みも行われている。

「御城印・ごじょういん」と御朱印は何が違うの?

御朱印は、主に日本の神社や寺院において、神仏との縁ができた証として参拝者向けに押印される印章、およびその印影である。

御朱印とは. その昔、写経をおさめた証としてお寺よりいただいた受付印が現在の御朱印に繋がる。 そのため、現在でも御朱印帳が納経帖や納経印ともいわれ、お寺のお坊さんや神社の神職につかえる方より押印と墨書きをいただくのが 一般的となっています。

複数の朱印の印影を集めることを集印(しゅういん)といい、朱印を押印し集印するための専用の帳面を御朱印帳(ごしゅいんちょう)と呼ぶ。社寺、神仏具店や文房具店、書店などで販売されている。

一方、御城印は、見た目は御朱印に似ているが、記念スタンプのようなもので、全国の城が、独自に発行しているもので、独自の工夫を凝らしたものが、人気を集めているようだ。

福島県にある会津若松城や京都府にある二条城では、オリジナルの御城印帳も販売されている。

「御城印・ごじょういん」にはどんな種類があるの?

御城印の魅力は、ご当地色が楽しめ旅の思い出として収集できること。極め付けは「限定御城印」にあるようだ。

各城とも意匠をこらし、曜日限定、季節限定、イベント限定など希少性が高いものを考えコレクターを刺激しているようである。

たとえば、岐阜城では、毎月最終金曜日だけは、「金の御城印」を販売。金の文字で「金華山 岐阜城」織田信長、明智光秀、斎藤道三の家紋が押されたものを売っている。

「御城印・ごじょういん」は、現在どのくらいの城で発行されているの

日本最大級の城専門サイト「攻城団」によると全国350か所以上の城や城址で御城印が発行されているようだ。

「攻城団」URL ⇒ https://kojodan.jp/

近頃人気がでているらしい「御城印・ごじょういん」て何のこと(まとめ)?

・御城印は、お城の「来場記念証」、「記念スタンプ」的なものであるが、楽しめるものとなっている。

・御城印は、1枚300円ほどと手ごろな価格が多い。

・各城が地域特性を生かし、限定販売など創意工夫してオリジナルなものを作り魅力を作りあげている。

・単なる営利目的のみでなくお城の整備・支援基金などとしても活用されている。

以上がまとめとなります。コロナにめげず近くのお城の「御城印」探索などはいかがですか。

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