ハナミズキの剪定方法!花が咲かない原因はこれだ!

趣味のコーナー

ハナミズキは、日本がアメリカに贈った桜の木の返礼として大正時代に渡来しました。花言葉は、「返礼」だそうです。この木は放置すると10~15メールの高木になるので、家庭用としては、定期的な剪定が必要となってきます。

ハナミズキはミズキ科・ヤマボウシ属に分類される花木です。ピンクのきれいな花を咲かせているように見えますが、実はこれは花ではなく葉っぱ(総苞片)なのです。

この葉っぱがハナミズキの花と勘違いされることもありますが、実際の花は葉っぱよりも中央にあります。

ハナミズキの剪定方法!剪定時期に注意!

ハナミズキの剪定適期は、冬の寒い時期11月~3月に行うのがベストとなります。

11月下旬ごろにハナミズキを観察すると、2種類の芽があることに気づきます。丸く膨らんでいるのは「花芽」で、小さく細い芽は「葉芽」です。花芽を剪定してしまうと、翌春に花が咲かなくなってしまうので、しっかり見極められる時期になってから剪定すると、翌春花が全く咲かないという失敗を防ぐことができます。

ハナミズキの剪定方法!

ハナミズキは、自然樹形のため、基本的には枯れた枝や不要枝をはさむ程度でいいです。

手順としては、

❶主幹を剪定する

特に、太い枝の残し方で樹形が決まってくるので、太い枝を剪定するときは、丁寧に、慎重に行いましょう。少し離れた場所からハナミズキの全体を確認しながら切ると、失敗が少なくて済みます。

また、剪定箇所は必ず幹の途中でなく枝分かれしているところではさみます。

❷太い枝を剪定する。

主幹で高さを落としたら、次に枝を剪定して樹形を整えます。この時残った枝が「Yの字」になるように剪定します。

❸細かい枝を剪定する。

太い幹を剪定した後は、細い枝を剪定します。細い枝は、付け根から剪定しますが、花芽ができるだけ残るようにします。春になれば、たくさん新しい枝が出てくるので、花芽がない枝は思い切って強めに剪定しても大丈夫です。

ハナミズキの剪定方法!花が咲かない原因はこれだ(まとめ)!

ハナミズキの花が咲かない原因は、次のようなものが考えられます。

❶ 樹木が若い。

❷ 日照不足になっている。

❸ 土が極度に乾燥状態になっている。

❹ 肥料が足りない。(11月~3月)にたい肥や緩効性肥料などを与えてみましょう。)

などが考えられますので一度検討してみる必要があります。

 

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