人は自分の最後はいつかを誰も知りません。元気なうちに、残される家族に迷惑かけることなく、人生を終えるための準備として身辺整理の終活があると思います。
今回はこの身辺整理に、焦点を当てていきたいと思います。
終活におけるアルバム、本などの身辺整理の方法
かさばるアルバムは思い切って断捨離しましょう。
アルバム、写真は、残された遺族が困ることが多い遺品の1番であるそうです。なぜなら、本人でしか、その写真の価値は判断できないので、処分したものかどうか遺品整理に迷うのだと思います。
そうならないためにも、しっかり生前整理しておく必要があります。
アナログ写真を収めたアルバムは、大層重く かさばるものですが、不要と思われる古いアルバムは思い切って処分しましょう。
デジタル写真データなど最近のものは容量も大きくSDなどで保存すれば場所を取らずにすみますし、再生も簡単にスライドショーなどできる機器も売られています。
本や書籍類は、「また読むかもしれないから残しておこう」ではなくもう読まない本は思い切って断捨離しましょう。
これは、便利!家で箱詰めするだけでOK
本を一括で処分したい場合は、自宅まで無料で取りに来てくれる【ブックオフの書籍買取サービス】は、自宅で段ボールにつめておくだけで、引き取りにきてもらえるサービスで便利で簡単です。価格のつかないものは、ブックオフで処分してくれます。
自分で用意するものは、段ボール箱をスーパーで必要数だけ貰ってくるだけです。あとは、箱詰めしておくと指定日に、収集にきてもらえます。
しかも、配送料などは、いりません。ごみでだせばで0円ですが、これは実益ありですので大いに利用しましょう。
終活における衣類などの身辺整理の方法
あなたのタンスの中に「着るかも知れない」と収まっているものはありませんか。
ここ数年で着たりしていないものは今後も着ることは恐らくないでしょう。思い切って処分してしまいましょう。
ヤフー、メルカリ、ジモティーを大いに活用しないと損!
衣類は、ブランド品以外は、ほとんど価値はないので処分してしまいましょう。着物など高価であった物は、【ヤフーオークション】や【メルカリ】などに出してみる方法があります。
または、【ジモティー】というサイトで、近所で衣類の需要のある人にあげる方法も選択肢の1つでしょう。
終活における手続きがすぐ必要な書類の整理
書類は、ついつい貯まる一方ですが、既に、期限の切れた契約書類など不要な書類は思い切って断捨離しましょう。
年金手帳、保険証、公共料金の書類などは死亡後、様々な手続がすぐ必要になるためまとめておくことが大切です。
また親戚友人など自分の死亡の連絡を入れてほしい人の住所録を準備すると便利です。
終活における財産、預金、株などの身辺整理の方法
株券や債券、預金などの通帳、不動産の登記簿などは一括して判るところにまとめておきましょう。また、使用していない銀行の口座は解約しておきましょう。また、使っていないカードを調べて解約をしましょう。
ここで、注意は、借金や負債、ローンなどがあればきちんと明記しておかねばなりません。
相続人がマイナスの財産を相続したくないときは、裁判所において相続放棄の手続きが、必要になります。
終活における身辺整理で、最大の難関は、不動産の整理でしょう、誰に何をどうやって相続させるかか難題がたくさんあります。
何より大きなお金がからむことなので、トラブルもおこりやすくなります。そうなると、家族や親族間の関係が、悪化したりしてしまいます。
そのため、親族間でしっかりと話し合っておく必要があります。遺言状は、その決め手でもあります。
終活における【形見分け】の身辺整理の方法
故人が、大切にしていたものをもらい受けその品物を通して個人を思うのが形見分けです。
形見分けしたいものがあるなら、選定し綺麗にしておきましょう。
あくまで、これは、慣習の1つなので、必ずおこなわなければならないものでなく法律の関与のないものです。
終活の身辺整理にエンディングノートを活用しよう!
エンディングノートは、書店で今は、普通にたくさんの種類のエンディングノートが販売されています。最近は、なんらかの理由で自分の意志が伝えられなくなった時どうしてほしいのかなどの老後の生活の希望を表すことにも使われており、内容も充実しているものが多い。
自治体で配布したり、ダウンロードできるものなどもあり、自分に合ったものを探すのがいいかもしれません。
私のエンディングノートの最初には、このように書かれています。
「もしもの時に役に立つノート」は、あなたに関するさまざまな情報を分かり易くまとめておくためのノートです。このノートを記入しておくともしもの時にあなたや家族がとても助かります。又、日常生活の中であなた自身のために役立ちます。書いてみることで気づくこと、発見することもたくさんあります。まずは、お好きなページから気軽に書き始めてください。
内容を簡単に説明すると
①自分の基本情報
②医療・介護の告知延命措置など
③資産について
④葬儀、お墓について
⑤相続遺言
⑥その他 となっています。
終活身辺整理のまとめ
人生が終盤戦にさしかかるとその最終章としての終活が必要となってきます。今までつかってきた数々の身の回りの品や資産、人的関係などを整理し、残される遺族のために遺産相続の備えもしていくといった身辺整理が終活の主な内容です。
まずは、いらないものは、思い切って断捨離しましょう。人的関係も必要に応じて年賀状じまいなどを実践し、整理していきましょう