終活におけるエンディングノートは,どれを選択するのがよいか。エンディングノートは、終活の活動の重要な部分を占めるものと考えます。
エンディングノートは、これを書くことによってこれまでの人生の棚卸しができ、残りの人生をどう生きるかの心持でこれからに臨むことができると思います。
終活におけるエンディングノートの選び方は、
現在は、エンディングノートは、市販されている物のほか、自治体が独自に作成し配布しているもの、葬儀業者が自社のPRをかねて配布しているもの。また、個々の機関が独自で作成したものなど様々なエンディングノートが発行されています。どのようなものがあるかをを見ていこうと思います。
自治体が発行しているエンディングノート(各自治体で様々なものが発行されています。)例として
阿南市が発行しているエンディングノート
加古川市が発行しているエンディングノート
自治体が、発行しているのは、全国で孤独死のような状態が増加していることなどから、事後の対応などに困ることなども影響していることと思われます。
無料でダウンロードできるエンディングノートは、
自治体で、発行されているものは、ほとんどが無料ですが、その他にも無料のものが、山と発行されており切りがないくらいですが、とりあえず、多少特徴のあるものをあげてみました。
・「百人百想」(PDF版、WORD版)無料 http://www.100sou.jp/100sou-endingnote.html
これは、「私の自分史」と「私の記録」の構成で自分史が簡単作成できるもの。
・エンディングノート・ダウンロードーgriefwork/女性のための葬・相談室
・私の老い支度
これは、大阪府堺市南区の私の地元が、発行しているエンディングノートで一応の項目は、整っています。
http://www.city.sakai.lg.jp/minami.kurashi/sogocenter/korei/haifu.html
市販されているエンディングノート
書店の店頭には、様々なエンディングノートが、並んでいます。価格は、1000円から2000円くらいでしょうか。どれを選んでよいか本当に迷ってしまう程たくさんあります。
そこで、もっとも、ポピュラーなエンディングノートを紹介します。
書籍の名称は、「もしもの時に役立つノート」で、累計60万冊売れているとされているコクヨのエンディングノートです。この冊子のページ数は60ページほどあります。解説も入っていますのでこのページ数になってるのですが、パーフェクト版です。現在の価格は、AMAZONで1、226円です。(2020.3.3時点)
・「もしもの時に役立つノート」
葬儀社に資料請求すると無料でもらえるエンディングノート
・「よりそうのお葬式」のエンディングノート
・小さなお葬式のエンディングノート
葬儀業者が無料でエンディングノートを配布しているのは、近年親が、事前に葬儀式などを生前契約することも多くなっていることから、自社のPRも兼ねて発行しているものと思います。各社のホームページから資料請求すれば、郵送されてきます。
エンディングノートまとめ
ほとんどのエンディングノートの内容を見てみると、定例的な項目では、
- 自分のこと
- 家族、友人のこと
- 資産のこと
- 医療介護のこと
- 葬儀、・お墓のこと
- 相続のこと などが、メイン項目でまとめられていました。
ここに、紹介したのはほんの一例で、現在では、紹介した以外の多くのエンディングノートがありますので自分に合うと思うエンディングノートをみつけるのがいいとは思います。
私も使っているコクヨの「もしもの時に役に立つノート」は、内容は充実していますが、全て書き込むには、時間がかかります。が万全を期す方むけでしょうか。
おすすめは、手始めに無料のエンディングノートを入手して気軽に記載を始めてみてはどうでしょうか。「よりそうのお葬式」、「小さなお葬式」のこの2社のエンディングノートの内容は、コンパクトにポイントが押さえられていて、いいように思いました。ただし、「よりそうのお葬式」の方がサイズが大きくて年寄りには少しありがたいと思われます。