「お墓参り代行」サービスの拡がりの実態がやばい!「ふるさと納税」にまで登場している代行サービスとは?

時事ニュース

新型コロナウイルスの全国的な感染拡大に伴い今年は全国的に帰省をやめた人も多いのではないでしょうか。

そんな中、ふるさと納税までに登場した「お墓参り代行」サービスについてその中身を紹介していきたいと思います。

「お墓参り代行」サービスの実態とは、?

「お墓参り代行」サービスの具体的な内容とは、①墓地の草取り、②お墓回りの掃除、③墓石の手入れ、④お花や食べ物を供え⑤線香をあげて依頼主に代わりに手をあわせる。など項目を実施することが一般的なものである。

「お墓参り代行」サービスはどこが実施しているのか。

主なる事業者は、次の4つくらいの種類に分けられる。

① お墓参りの代行のみをしている専門業者

② 地元の石材店がお墓参りの代行をしているもの。

③ いわゆる便利屋が代行サービスをしているもの。

④ タクシー会社が代行サービスをしているもの。

最近、増えているふるさと納税制度を活用したお墓参り代行サービスでは、シルバー人材を活用したり、①~④の業者を活用したりして多様なサービス形態が広がっているようだ。

「お墓参り代行」サービスは、経費はどのくらいかかるのか。

依頼する内容によって相場が当然異なってくるようだ。

内 容                         相 場

〇現況確認のみ(現在の状況の写真確認)            5千円位

〇基本のお墓参り(墓掃除+花などのお供え+線香でお参り)  1万~2万円位

〇基本のお墓参り+墓石の手入れ               2~3万円位

 

代行業者を利用するメリット・デメリット !

代行業者を利用するメリットとしては、次の点があげられる。

<メリット>

・お墓の現況が確認でき、一応供養することができたという満足が得られる。

・お墓が、業者による清掃でよりきれいにしてもらえる。

<デメリット>

・親族によっては、納得しない人がいることも考えられる。

・ご先祖に直接元気であることをみせた気分にはなれない。

お墓参り代行業者の利用は、以下のような人にはお勧め!

・災害などがふるさとで発生、お墓の状況をすぐに知りたい人。

・お墓の所在地が遠方であり、往復の交通費が、代行よりもはるかに高額になる人。

・自分は、行けないけど絶えずお墓を綺麗にしておきたい人。

「お墓参り代行」サービスの拡がりの実態がやばい!「ふるさと納税」にまで登場している代行サービスとは?

インターネット商店街「くらしのマーケット」を運営している、みんなのマーケット株式会社によると、自社で提供しているサービスのうち、「お墓参り代行」のお盆期間(8月13~15日)における予約件数が、2019年の実績の約2.6倍と急増した。と8月7日に発表した。

また、ふるさと納税サイトの「ふるさとチョイス」でお墓参り納税サービスで検索すると103件の自治体のサービスが掲載されている。

同一自治体のランク別のものも個別に掲載されているため自治体数はこれより少ないが、大いに増えており前年比約1.4倍、寄付金額は約2倍に増加しているようだ。

「墓参り代行」の返礼品は各地に広がっており、その主なもの、北海道岩見沢市は寄付金額1万円に対して「お参り前と後の写真を送付」を返礼。

岩手県花巻市や埼玉県久喜市、福岡市は1万1000円~2万円に対し「シルバー人材によるお墓の清掃」を、また兵庫県加西市や岡山県笠岡市、徳島県海陽町は、1万円~4万8000円に対し「石材会社による墓参り代行」を返礼品などとしている。

「お墓参り代行」サービスの拡がりの実態がやばい(まとめ)!

従前の無縁墓地の問題に加え、コロナウイルスの流行と相まって、お墓参り代行サービスは今後ますます代行サービスが一般的なものとして、受け入れられていくことは、間違いないと考えられますが、まずは、お墓の管理者やわかるのなら地元石材店に相談することがトラブルも少ないのではないでしょうか。

 

 

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